新婚旅行記 その6  


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○新婚旅行記 その6

10/15


今日も朝からたたき起こされてスタートです。(T_T)
嫁さんが朝からダイビングなのだ・・・。

朝食後、嫁さんはとっとと船に乗ってダイビングに
行ってしまいました。
オレは、ダイビングの講習が始まるまで
ダイビングショップのテーブルを借りて予習をしてました。

しばらくすると、同じく受講中の夫婦2人もやってきて、
講習が始まりました。

講習も、だんだんハードになってきました。
今日は、相手の人のエアがなくなってしまった時に、
自分のレギュレータを相手と交互に使うってな
やつでした。
水中に潜ったままレギュレータをはずすのは、
けっこう恐怖でしたよ。しかも、相手との呼吸が
合わないと息できないし!!
そのあと、緊急浮上の練習もしました。
普通に急浮上すると肺が破裂してしまうので、
基本的にやってはいけないのですが、緊急浮上しなくては
いけない状況になったときは、「あ〜」と声を出しながら
上昇しなくてはいけません。
あと、頭上にも気をつけないといけないし。
とまあ、けっこうハードな練習でした。

ちなみに、問題のウェイトは、500gで落ち着きました。
とりあえず、ウェイト無しという人間離れな状況は
回避しました。
中性浮力もなんとなくコツが解ってきたかな??

その後、10mぐらいまで潜りました。
物陰にすごい大きなハタがいて、ビックリ!

ダイビング後に、ログブックをもらいました。
ダイビング中に経験したいろんなことをなんでも
いっぱい書いていいのです!
ちなみにこの時のオレのログ。
「マスクがゆるくて困った。物陰にハタがいた」
のみ。・・・・ダメダメじゃん。


オレの講習が終わったころに嫁さんも戻ってきました。
なんかすごくうれしそう。
というのも、ダイビングポイントに行く時に
イルカに出会ったそうです。
しかも、なんと! たった今、戻ってきている最中に
あのマンタに遭遇したそうなんです!!!
帰りの船で船頭さんがマンタを発見し、船を止めてくれたので、
みんなシュノーケリングで海に飛び込んで
マンタを見たんだそうです。
いいな、いいな、いいな〜。
オレのハードな講習中に!!いいな〜。

嫁さんが後片付けをしている時に、嫁さんとバディーを組んだ
外人の女の子が話し掛けてきました。(もちろん英語で(笑))
女の子「彼女は、あなたの Girl Friend なんですか?」
オレ 「ううん、My Wife なんだよ。」
女の子「あなたはダイビングしないのですか?」
オレ 「ライセンス持ってないんすよ〜。(T_T)
    だから、今勉強中なんです。
    次のダイビングは、一緒に潜るんだよ」
女の子「そうなんですか!それはよかったですね!
    がんばってね〜。」
とまあ、すごく気さくな女の子でした。
う〜ん、ダメダメなオイラの英語も、なんとか
通じたみたい・・・。
そうそう。次のダイビングからはけっこう深く潜るので、
嫁さんとバディーを組んで一緒に潜ることになったんです!


お昼ご飯を食べに行くと、テーブルの上に折り紙で折った
鶴とかえると魚と手裏剣と紙風船がありました。
ムーサに聞いてみると、全部ムーサが折ったそうなんです。
う〜ん、すごい!
「これ手裏剣だよ!」って言ったら、
「Yes, SHURIKEN! ぴしゅ〜ん グサッ」とかやってるので、
手裏剣は知ってるみたいです。(笑)
「欲しかったらあげるよ」って言ってくれたので、
嫁さんが記念にもらってました。
ちなみにかえると魚の目は、ムーサ直筆です。(笑)
オゥ!、プリティーね!!
明日は花を折ってくれるそうです。


そんなこんなで、やっと嫁さんと一緒にダイビングすることが
できるようになりました。
と言っても、オレはまだまだ勉強中の身です。(T_T)
まだまだ勉強することがあります。
今回は、ナビゲーションの練習をしました。
コンパスを持って、同じところに戻って来れるか?
ってのをやりました。
その後は、ビーチ沖のサンゴ礁あたりを潜りました。
ビーチの沖は急激に深くなっているんです。
ダイビングコンピュータを見てみると、水深14mまで
潜ってました。
季節柄水が濁り気味なのが残念だったけど、それでも
いろいろな魚を見れました。
魚の群れとサンゴ
(嫁さん撮影)
沈船なんかもあったりして、楽しかったです。
なんと言っても、今回のバディーは嫁さんだし。
最後に、このまえ見た巨大エイと再開しました。


今日のダイビングが終わったからと言って、のんびり
している場合ではありません。
オレたちは常に忙しいのだ!
今夜ももちろん予定が入ってます。
今夜は、釣り&バーベキューをしに行くのだ!!

参加者は、オレら夫婦と、もう一組の夫婦、後は
みんな外人さんです。
そうそう、日本人スタッフのHさんも来てくれました。

船で沖まで行って糸をたらしました。
文字通り、針にエサをつけて糸を垂らすだけです。
サオはつかわずに、直接糸を持つ手釣りです。
何を隠そう、オイラは子供のころ、魚釣りが一番の
趣味でした。
釣キチ三平は心の師匠です。
そんなわけで、かなり気合満点だったのですが、
まるで手ごたえ無し・・・・。
エサは魚の切り身で、針も大きく、どんな大物が来るのか!?
と思っていたのですが、なんか小さい魚につつかれて
エサだけ食べられてしまいます。
と言うかですね、エサを食べられているオレはまだマシな
方で、みんなピクリともしてない様子でした。
結局、もう一組の日本人夫婦が2匹(すごい!)釣ったのと、
スタッフがサメ(30cmぐらい)を釣っただけで、あとは
みんなボウズでした。(T_T)
あ〜〜〜、ガッカリ〜〜〜。

またしばらく船に乗って無人島に移動しました。
そこではすでにテントが張ってあって、スタッフの方が
料理を作っていました。
船から島に上がるときに少し水の中を歩くのですが、
真っ暗で何も見えない・・・。
もう一組の日本人夫婦が、こんなこともあろうかと
けっこう明るい懐中電灯を持ってきていて、大活躍でした。
島に上がってから、オレたち夫婦と日本人夫婦とHさんと
同じテーブルに付きました。
Hさんとは一度バーでいろいろ話したけど、他の人といろいろ
話したことは無かったなあ。
オレたち、いつも忙しいし。(汗)
というわけで料理を食べながら、結婚することになった
いきさつや、なぜ、新婚旅行をモルディブにしたのか?
ということや、昨日の電球が割れた事件などを話してました。
その夫婦のダンナは、もう真っ黒に日焼けしていて
ほとんど現地人と同化してました。(笑)
オレらはスリランカ経由で来ましたが、彼らはシンガポール
経由で来ていました。時間のつながりが悪かったみたいで、
飛行場でけっこう待たされてまいったらしいです。
帰りも飛行場でけっこう待たされるみたいで、その間
マレー(首都)に遊びに行くかも・・って言ってました。

そうしている最中に、トラブル発生!!
発電機の故障のようで、電気がすべて消えてしまったのです。
テーブルに置いてあるランプのみが唯一の明かり。
料理も何も見えません。
というわけで、またまた例の夫婦の懐中電灯が大活躍!!
ほとんどスタッフに備品扱いされてました。(笑)
明かりがランプだけってのも、それはそれでいい雰囲気でした。

魚釣りで何も釣れなかったのは残念だけど、他の旅行者と
ゆっくり話す時間が作れたのは良かったです。


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