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新婚旅行記 その4へ
○新婚旅行記 その3
10/12
朝、モーニングコールで目が覚めた。
朝早いので、普段ならベッドでウダウダしてるはず
なんだろうけど、今日は違いました。
昨日はモルディブに着いたのが夜だったので、
ほとんど周りの景色がわからなかったから
とにかく窓の外から景色を見たかったのです。
まだ薄暗かったのですが、朝焼けの空に
南国の空が見えました。
窓の外にはヤシの木があったりして、
ついにモルディブに来たんだ!っていう実感が
沸いてきました。
お迎えの時間までそんなに時間が無いので、
セカセカと準備をして、朝ご飯を食べに行きました。
朝早いこともあって、食堂にはあまり人が
いませんでした。
しかも、まだ準備も整っていない状態。(汗)
バイキングなんで好きなものを取っていくんだけど、
パンとご飯とフルーツと味噌汁しか無い感じ・・・。
おかずが無い・・・。早く来すぎたみたい・・・。
和食好きのオイラは、迷わずご飯と味噌汁を
ゲットしたのだが、
この味噌汁がとんでもないぐらい・・・・
おいしいのだ!!
こんなおいしい味噌汁、日本でもそうそう食べれません。
本当にいいダシが出てました。
後日リゾートの日本人スタッフにそのことを話したら、
やっぱり空港の日本食はおいしいと有名なんだそうです。
朝食中に事件が2つほど・・・。
お隣の席に座った日本人のおばさん(おばあさん?)に
話しかけられた。
なんと、そのおばさん、今年80歳だそうで・・・。
家族でリゾートに来たみたいなんですが、
80歳でリゾートに来るPOWER,侮りがたし!!
「いいわね〜。私たちの若いころは、
新婚旅行で海外なんて無かったのよ〜」
って言われちゃいました。(笑)
そりゃそうだ。
ハイカラなおばさんでした。
ご飯食べてると、ボーイさんが英語で聞いてきました。
「朝食どうですか?おいしいですか?」
何言ってるか聞き取れなかったオレは、
「No,Thank you.」
って言っちまったのでした。
なんと失礼な!!
嫁さんと、隣の席の80歳のおばさんが、
「お味噌汁がすごくおいしい」
ってフォローしてくれました。(汗)
食後、のどが渇いたので、ミニバーにあった水を
飲みました。
モルディブは水が貴重で、海水から生活用水を
作り出しているため蛇口の水は飲めません。
だから飲み水は、ミネラルウォーターを買うことになります。
で、そのミネラルウォーターの銘柄なんですが、
ずばり「アクエリアス」!
ちゃんと、コカコーラが作っているんですよ。
でも、やっぱ水です。(笑)
それでも、ここで飲む水はおいしいんだよね〜。
ホテル&リゾート価格で、500CCが200円ぐらいです。
荷物をまとめてロビーで待っていると、旅行会社の方が
迎えに来てくれました。
飛行場まで車に乗せてもらって飛行場で待っていたら、
モルディブの人が船に乗って続々と出勤してきました。
モルディブは、島ごとに機能を分散させているので、
空港には空港とホテルしかなく、みんな隣のマーレの町から
船に乗って出勤してきているみたいです。
ちなみに、空港に来るにもちゃんとした身分証が無いと
来れないので、空港で荷物を置きっぱなしにしていても
盗んだりする人はまずいないそうです。
(そうは言っても海外なんで、気をつけなきゃ
いかんのだけれどね)
そして、水上飛行機に乗って、一路リゾートへ!!
飛行機に乗ったメンバーみんな、緊張しつつも
わくわくしていました。
空を飛ぶと、さんご礁の水色がすごくきれいに
見えるんです!
すげ〜!!
そこかしこで感嘆の声が!!
睡眠不足のはずなのに、寝てる場合じゃ無いです!
いや〜、窓の景色もすごいのですが、小型飛行機だから
コクピットが丸見えなんです。
パイロットが操縦している所とか、計器類がバッチリ
見えるので、その辺も感動ものでした。
30分ほどして、飛行機が下降し始めました。
おお!あれが目的のリーティビーチだ!!
う〜ん、きれいだ!!
そうして飛行機が着水し、船で桟橋まで
運んでもらいました。
上陸!! ああ〜南国〜!!
レセプションって言う、リゾートの総合案内所みたいな所へ
案内してもらい、日本人スタッフのHさんにいろいろ
説明を受けました。
リゾート関係のことでまともな日本語が通じるのは、
この方のみ、ということで、この方には大変お世話に
なるのであります。
長旅おつかれ〜ということで、まずウェルカムドリンクを
いただきました。
ヤシの種にストローがささっているだけのものなんですが、
ほんのり甘くて、のどを潤すのにはサイコーの
ヤシの実ジュースです。
嫁さんは過去に飲んだ経験があるのですが、オレは初めてで、
飲んでると炭酸みたいに空気がシュワーって入ってきて、
おお!すげえ飲み物だ!!
嫁さんに言ったら、「そんなはずは無い!」と言われました。
実はストローに穴があいてしまっていて、
そこから空気が入っているだけでした。(汗)
ストローの不良品はちょこちょこ見かけたなあ・・・。
ジュースを飲みながら、リゾートの基本的な説明を
受けましたが、オレ的にはすっかり疲れ果てて、
何を聞いたのか覚えていませんでした。(汗)
ダイビング関係の日本人スタッフのMさんが来られて、
「急で悪いけど午前中にチェックダイビングをするから」と
言われました。
どれぐらいの技量があるのか、あらかじめチェックしておく
みたいです。
「泳ぐ人手あげて〜」って言われた時に、嫁さんが手を
挙げていなかったので、「せっかくだから挙げときなよ」
と言ったら、申し訳なさそうに挙げました。
Mさんに、「なんでしっかり挙げないの?」と
突っ込まれて、オレが頑なにダイビングしない!って
言ってることがバレました。(汗)
ちなみに、アドバンスっていう普通より深く潜れる
資格を持っているのは嫁さんだけだったようです。
潜った回数は少ないんだけど。(汗)
その後とりあえず部屋へ案内してもらいました。
レセプションと水上コテージは、島のほぼ両端に
位置しているため、1kmほどあるんじゃないかなあ。
レセプションには何度も行くハメになるのですが、
いい運動になりました。(汗)
カギをもらって部屋に入ると、けっこう広くてホテルの
一室のような感じでした。
クーラーもついていますが窓を開けると風通しが良くて、
寝る時意外はあまり使わなかったかな。
水上コテージということで、ベランダの下はもう海です。
魚がワ〜っと泳いでいるのが見えます!!
そうこうしてたら、部屋に荷物を運んできてくれたので
チップを渡しました。
嫁さんはチェックダイビングの為にあわただしく準備して
出て行きました。
残されたのはオレ一人・・・。しょぼーん。
新婚旅行なのに、いきなり別行動かよ・・・。
やっぱダイビングなんて、ロクでもね〜や!!
仕方なく、オレ1人で延々とシュノーケリングしてました。
寂しい〜。
オレはシュノーケリングも初めてだったんですが、
泳ぐとなんとなくコツが解ってきました。
最初はけっこう水飲んだけどな・・・。
水深が膝ぐらいの所なんですが、それでも魚がいっぱい
いるんです!すっげ〜!!
お昼になってようやく嫁さんが戻ってきました。
で、レストランで食事しました。
レストランのボーイさんは担当が決まっていて、
毎日同じ人です。
オレらのテーブルの担当はムーサさんです。
日本語、ちょっとだけしゃべれますが、
基本的に英語しか解らないみたいです。(汗)
でも、オレ達のむちゃくちゃな英語もよく理解
してくださいました。
ま、ムーサの日本語の方がむちゃくちゃだから
イーブンだな!
レストランでの食事はバイキングになっていて、
好きなものを好きなだけ食べれます。
お昼以降は、やっと嫁さんと一緒にシュノーケリングが
できました。
午前中に練習した成果を見せてやるぜ!
でも、やっぱ嫁さんの方が上手でヘコみました。(T_T)
水上コテージ近辺を泳いだのですが、まだまだ浅いのに
魚がいっぱいいます。アジ?の群れや、大きなブダイも
見れました。
部屋に戻って、あ〜疲れた〜っとくつろいでいたら、嫁さんに
「もうすぐ18時30分だからレセプションに戻る時間だ」
と言われました。
へ?そんなこと言われたっけ?
オレはすっかり忘れていたというより、全然
聞いてませんでした。ごめんね。
時間ギリギリになってしまい、駆け足でレセプションに
行ったら、待っていたのは1組のみで、他のメンバーも
やはり聞いてなかったり忘れてたりしたのでした。(汗)
Hさんに、リゾートでの過ごし方や生活の決まりなんかを
教えていただきながら島を案内してもらいました。
オレと嫁さんは、さっきの教訓で忘れては困る!
と思って2人がかりで言われたことを逐一メモしていた
のですが、そんなことをするのはオレらだけだったみたいで
Hさんに笑われました。
日本人が海外に行くと、チップをどうすればいいのか?
という問題に突き当たりますが、ここのリゾートでは
基本的に最終日にまとめて払えばよく、
喫茶店とかで食事をする際はサービス料込みなので、
特に払う必要が無くて解りやすかったです。
後は毎日部屋の掃除の為にベッドに置いておくぐらいかな。
Hさんの島案内が終わり、みんなでバーに行って
くつろいでたら、ダイビングスタッフのMさんが来られて、
みんなでダイビングの話をしていました。
どうやら、ダイビングのライセンスを持っていないのは、
オレと、1組の夫婦の3人だけでした。
で、その夫婦は、体験ダイビングをしようかってので
悩んでました。
で、矛先がなんかオレの方に向いてきたんだな。これが。
「モルディブ来たのに、潜らないの?おもしろいよ〜?
体験ダイビングだけでもしてみたら?」
みたいな感じで、Mさんに勧誘されてしまったのだ。
その勧誘話に、嫁さんも乗ってきて、
「せっかくだから体験ダイビングだけでもやっときなよ!」
ってな流れに・・・・。
な、なんか話が違う!!
でも、オレの味方は誰もいない・・・・。
結局みんなに押し切られる形で、体験ダイビングだけは、
やってやるか!
みたいな感じになっちゃったのでした。おいおい・・・。
みんな長旅でヘロヘロになってましたが、Hさんが言うには、
今夜はバーでディスコをするそうだから来てね!ってことです。
そんなわけで、夕食が終わってからバーに行ったの
ですが、日本人はオレと嫁さんだけでした・・・。
まあね。みんな明日朝早くからダイビングに行くみたいだし、
お酒飲んでる場合じゃないよな〜。
そんなわけで、嫁さんと2人でお酒飲んでたら、
Hさんがやって来ました。
「え〜!?2人しかいないの〜??」
そうなんですよ〜。(T_T)
そんなわけで、Hさんと3人で、いろいろとお話したのでした。
Hさんは本当は自分でもなんで今こんな仕事をするハメに
なったのか、よくわからんそうです。(汗)
もともとダイビングは好きだったみたいなんですが。
英語は苦手だったらしいのですが、さすがに島で
生活するのには英語を話さないわけにはいかなくて、
自然に覚えたそうなんですけど、それにしては流暢だって。
オレはそういう状態になってもきっと
日本語しゃべってるかな〜。(汗)
夜もふけてきたので、そろそろ寝ようと思ったけど、
せっかく来たんだし!ってことで、数曲踊ってから
帰りました。(笑)
嫁さん、ジュリアナ行ったことがあるそうです・・・。
初耳だぞ!おい!
部屋に戻ってみるとビックリ!!
ベッドのシーツでキレイな模様が作ってあり、そこに
花がちりばめてありました。
嫁さん大喜び!
テーブルにはフルーツの山が!!
オレ大喜び!!
どうやらハネムーンサービスのようです。
丁度月も満月で、しばらく王様な気分に浸ってました。
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